ご注文・お見積りの流れ– order –

デザインからカタチへ

工房一粒では、お客様の描いたデザインをカタチへと変えるお手伝いができます。

「イメージでしか思い描けていない」「まだ図面に起こせていない」

デザイン初期の段階でも問題ございません。

弊社では図面から原型制作、鋳物に至るまで一貫した生産体制を整えております。

ご納得のいく打ち合わせができましたら、あらためてお見積りをご提案させていただきます。

まずはお気軽にご相談ください。

ラフ画からの相談が可能です。

製造に関する疑問や質問があれば、打ち合わせにてご相談ください。

作品の寸法や制作上の問題がないと判断できれば、お見積りを提案させていただきます。

制作には、図面と作品のもととなる原型が必要です。

原型には、粘土・木材・樹脂の中から最適な素材を採用し、一体型もしくはパーツを組み合わせて作る「分割型」で作ります。

素材や形状により品質は大きく左右されるため、原型制作は重要な工程といえます。

原型が完成したら、制作開始です。

まずは砂型と呼ばれる、金属を流し込む空洞状態を作ります。

（1）専用の造型枠で原型の周りに砂を敷き詰める
（2）砂の強度を保つため、スタンプ等で圧力をかける
（3）固めた砂から原型を取り出して、砂型（空洞状態）の完成

砂は高温に耐えうる、鋳物専用の砂を使用しています。

目的の金属を溶解し、砂型へ流し込む作業です。

アルミ・青銅・真鍮・錫など、金属により必要な注湯温度やタイミングはそれぞれ異なります。

最適な鋳込み（流し込み）スピードが必要なため、技術や経験を兼ね備えた熟練の職人が担当します。

続いて、研磨と組立作業です。

鋳造で発生するバリや湯道などを除去後、ショットブラスト、バフ研磨で外観を整えます。

仕上げ作業後は、必要に応じて溶接や組み立て作業を行います。

塗装のご要望も承っております。

指定の塗装色を施したら、クリア塗装（透明のコーティング）で色止めを行います。

寸法・外観検査を行い、完成です。

引き取り以外につきましては、梱包作業後に納品または運送会社に依頼し、ご希望の住所へお届けします。